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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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戯言

守るべきものがあるなら

僕は平気で嘘をつくだろう。

 

その事で自尊心をいくら

傷つけられようと

愛する者を騙す結果になったとしても。

 

 

 

本当の自己さえ操り

 

嘲笑う。

 

 

この身を滅ぼそうとも

永遠に。

 

 

 

恐怖さえ飼いならし

狡猾に生きるのだ。

 

 

そして本当の自分が溶けるまで

ゆっくり月を仰ぎ見よう。

 

 

 

 

 

 

最期まで。

  

 

 

土へ還ったその後も

真実に気付かれぬよう

 

 

そして僕は生き続ける事は無いだろう

君の中には。

 

 

そうなるように生きるのだ。

 

 

 

僕だけが君を愛し守るように

そしてソレを他者には気付かれぬように。

 

 

そうなるように、生きるのだ。

 

―――君が土に還る、その瞬間まで。

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朽ちた花はもう戻らない
咲いた花もいつかは枯れる

たとえそれでも
繋がっていく種の連鎖


なんの為に
花は咲くのか…

いずれ朽ちる運命を背負いながら
どうして懸命に咲こうとするのか

なぜ泥水を吸いながらも
ああも美しく咲く事が出来るのか


そして、どうしてそうまでして咲いた花なのにああも儚く或のか



君はあの夏まるで花のように咲き誇り…
秋には多量の花弁を散らしても…
冬、雪(白き牢斎)横たわる君は美しく舞い続け…
赤く紅く私を染めた

土にその身を還すまで
懸命に…
懸命に咲いていた。 



朽ちた花はもう戻らない
咲いた花もいつかは枯れる

たとえそれでも






例え、それでも…。

福音

私は器用なほうではないから
全てを形にすることは出来ないけれど

ただ、詞だけは偽らざる 
自分で在ろう。


口から産まれる小さな世界だけでも

どれ程少なくとも…
木を茂らせる葉はホンモノで有りたいから
沢山の光を浴びて
沢山の二酸化炭素を吸収して…
そして沢山の酸素を生み出せるように。


少しずつ積もる
雪のように
いつかは溶けゆくものだとしても
いつかは春を導けるように


心には翼を…
唇に少しの勇気を…

脳内操作

「メモリが不足しています。既在するデータを削除してください。」


機械的な誘導操作

仕切られたフォルダの中から一つファイルを選び
                    ---「削除」する。





楽しかったこと
  嬉しかったこと
       泣いたこと
           頑張ったこと


どれも、皆無くせずに。





宝のように大切に
          大切に


深く
     深く
            深く・・・。


沈めていた筈だった。


シークレット機能を駆使して
      何重にも保護をかけて。



それなのに。



セピア色に変わってく思い出。
               
きらめきトーンが貼られた偽りの過去。



結局自分さえも自由に出来ないのだ。


心臓も、脳も、身体も。
感情でさえ。

全て自己外に支配されて。





                   ーーーさらさらと、零れてく。

孤高

「誰が何を言おうとも、私は貴女を愛します。」

どれ程強い言葉か。

どれ程残酷な言葉か。



「貴方なしじゃ生きられぬ。」


そんな私であってはならないのよ。



私は、例え嫌われようとも、「私」でなくてはならぬ。

否。

「私」という存在が崩壊することを、世界が許さぬのだ。


愛されては一人で立てぬ。

もう、決して。


そんな弱さは・・・。

もっては生きていけないんだよ。

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