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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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真珠の恋

誰にも気づかれないように恋をしたなら
誰も傷つかないの・・・?

私でさえ。



愛されていないわけじゃない
ただ、それに幸福を感じたことが無いだけで・・・


夢も希望も・・・愛さえも
全ては独りよがり

自分が幸せになる術を模索して
広げていく腕は

掴む物さえ見当たらずに
ただ空をよぎるだけで・・・


手には届かないものこそ
得ようとしては傷がつく



誰もが得られぬ
自分を埋める孤独の鍵さえ
開けてしまえば
ただのびっくり箱のように


新たな闇を招きいいれている



そんな事も気付かずに
不幸を嘆いてた


それが幸福な事だとも思わずに


ならばずっとそっと鍵をかけて
私だけのものにしましょう


底に埋めて開かぬように
そっとそっと秘めましょう



やがて朽ち果てるまで・・・。
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蒼に染まる

隣で寄り添って居ても
        何もうまれない二人


 そこに意味はなくとも
 傍に居ることが総てだ と

         ―――瞳閉ざしていた。


                       形在る

                       双つのモノが

                       何も生まない筈は 無くて・・・


         ただ


   その先の答えが・・・


          少しだけ。


              ほんの少しだけ・・・。


 ―――違うこと。 



                  その事に、怯えていた。




        どうしようもない



             直しようも無い。






                     ・・・僕たちは根本が違っていて。 


ずるい僕は
気づかない
君の陰で…
変わらない
そんな日々を

・・・祈っている。

―――ノロウヨウニ。




                           そんな僕に気付かない
                           そんな振りをする君は
                           何を祈るか聴きもせず
                           今日も僕の隣。



          本当の君はどう、だとか・・・
                 本当の僕はこう、だとか。




                          互いの間違い探しより



                       
   二人の共通点を探しては
        子供みたいにはしゃいでた

ほんの小さなその一つ一つを
        金の砂のように大切にして



                    トランプの神経衰弱みたいに
                             少しのシンクロに盛り上がった





                   大切に
           
                      大切に




            ・・・これは運命だ と


                         ―――笑った。



タシカニキミハボクジャナカッタ
タシカニボクハキミジャナカッタ…



 
今日も空は青く染まり
君と離れ僕は
 この空の蒼さに気付く。



    
青 く 染 ま る
 
                   僕 に  気 付 く
 

屋上

何も無い場所で 一人
夜空の星を 見るのが好きだった

近くで 流れる

黄色や赤色の 光の川も

僕には遠い 世界の出来事

冷えた身体を 抱きしめて

ポツリ 漏らすため息


嗚呼 月は今日も

僕を 慰める・・・





そんな 毎日が好きだった

本当に 大切だったのに

空は いつの間に

こんなに 白み始めたのか。


鳥の声 笑い声

眩しい場所 暖かい光

僕を 苦しめる





近くで そんな風に笑わないで

僕は今でも 一人で

明けた 空の星数えて・・・



もう少し もう少しだけと

孤独の 欠片探す




どうか 孤独よ明けないで
ほら もう
下から 声がする
僕を 呼ぶ
声が する


今 行くから・・・



地上に 降りたなら

僕はもう 日常の住人

光の 渦に流されながら

安息の中で 息をして



星からこんなに 遠い場所で

笑いながら 歩いてゆく





人ごみに 飲み込まれながら

笑える 誰かと共に

照らし出された 痛みと共に


誰かと共に 生きていく

パズル

その人だけだと
気付いたその時
怖くなって、全て
この手で壊してきた



愛し方を知らない
   愛され方も分からない

こんな自分では
   引き止める術を持たずに



檻で囲って
特別は作らないように
笑顔振りまき
心だけは許さぬように


ただ、好きだとか
相手からの好意とか
感じることは有るけど
それ以上を禁じてきた

ああ
あなたは
他の誰とも違うけど
ああ
あなたは
他の誰とも違うから



愛しても
いくら想っても
それは一方通行で・・・
相手の気持ちを
求めだす事が
怖かった

あなたは
他の人とは違うけど
あなたが
ほかの誰とも・・・
 

 
          
                                                                                                        なのに・・・。



否定するたび
想い過ぎて怖いんだ




                                  ねぇ



                                    いっそ
                                         捨てよう・・・なんて


馬鹿げてるよね、きっと



一つ一つを
求めながら埋めていく
無くしたピースをあなたで
私を満たす




愛されるはずの無いはずの私を

                        ・・・みせて

      愛してくれたあなたで



怖くなったら
捨てていたピースも
もう、無しではいられなくなる



掻き毟りたくなる様な感情

一人で歩く道 ~片腕~

ふと・・・

 突然

前触れもなく


   急にあなたの愛を
      信じれなくなったの




あなたと私の中に有る少しの違い

変える事など出来ない
     それは、あなたと私の“核”とも言えるべきモノ






             私を支える、その腕の

ほんの少しの隙間に気付いて

                        急にあなたが怖くなった





              あの日、切り離した片腕を
              埋めてくれたあなたは
              私の中で生きているのに




変わったのは、きっと私で・・・

            あなたと私の関係は



         今も、変わってなどいないのに。



あなたがいれば、幸せで
あなたといるから、笑ってて



              あなたがいなくても、私は立てるのに・・・
                            歩いていけるのに・・・
  



結局、私は重たい片腕のまましがみついて
あなたを放すことも出来ないまま



                         
あなたから、離れる道を選んだんだ
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