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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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こんな僕でも、誰かを愛する時が来るのでしょうか?




僕の世界は闇でした
でも、それは「当たり前」で
僕は気付かず寝てたんだ


永遠に、眠って
このまま起きる事なんて
ないって思ってた


もう、死んでしまったソレの
その「死」さえ
当たり前だったんだ

なのに



貴女が僕に光を射して
そこが『夜だ』って

教えてくれたから


僕 は 、 夜 を 知 っ て し ま っ た か ら 。




あなたのくれる、朝を
今も待ち望んで

眠れぬ夜を
独り過ごして・・・。



世界はまるで幸せで
こんなにも、色があって


            こんな交じり合った色など
                            今まで知らなかっったんだ・・・。


世界は全然退屈で
 こんなにも、貴女だけを求めてて


        こんな幸せな痛みなど
                           今まで知らなかったんだ・・・。


貴方と喋って、暖かくなって
貴方に逢えなくて、寂しくなって




太陽を
心に刻み付けられたから

君が僕の元を去っても

心に
スティグマを残したまま


夜 だ け が 残 っ て 。





遠くで、君の笑い声を聴いた
 不思議と心は温かくて
僕はその日始めて暖かい涙を流した


 

こんな僕でも、誰かを愛することが出来るのでしょうか?




                            今度は、僕が伝えたい。
                                   その、暖かな陽を・・・。

まだ、出逢っていない君に。
             今泣いてる君に・・・。



  「ほら、こっちにおいで?」
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運命

寂しさを突き付けるなら
何故その御身から切り落とされたのですか?


「独りでは生きられぬ」
と
この浅ましき身の上に刻み付けておきながら。

どうして鳴く強さは下さらなかったのか



こうかつ
 泣き、縋る赤子の様な狡猾さを得ていようものなら
今すぐにでも実行に移すものを

したた
言の葉を巧みに操り文を認める常世の御方々の様な
姑息さを持ち合わせていようものなら
今すぐにでも吐露しようものを



だか、生憎私はその術を授からなかったのだ。


ただ、この闇の杜をさ迷うだけで…
嗚呼
もう声さえ出ない。


此処は寒くて痛くて…
終いには野垂れ死んでしまうだろう

そして、私は一度も貴女の名は口に出さず逝くだろう。




それなら、最期まで天を仰ぐのみ。
    声さえ出さず前を射抜き、発とう。


                        きっと、それが定め

戯言

守るべきものがあるなら

僕は平気で嘘をつくだろう。

 

その事で自尊心をいくら

傷つけられようと

愛する者を騙す結果になったとしても。

 

 

 

本当の自己さえ操り

 

嘲笑う。

 

 

この身を滅ぼそうとも

永遠に。

 

 

 

恐怖さえ飼いならし

狡猾に生きるのだ。

 

 

そして本当の自分が溶けるまで

ゆっくり月を仰ぎ見よう。

 

 

 

 

 

 

最期まで。

  

 

 

土へ還ったその後も

真実に気付かれぬよう

 

 

そして僕は生き続ける事は無いだろう

君の中には。

 

 

そうなるように生きるのだ。

 

 

 

僕だけが君を愛し守るように

そしてソレを他者には気付かれぬように。

 

 

そうなるように、生きるのだ。

 

―――君が土に還る、その瞬間まで。

孤高

「誰が何を言おうとも、私は貴女を愛します。」

どれ程強い言葉か。

どれ程残酷な言葉か。



「貴方なしじゃ生きられぬ。」


そんな私であってはならないのよ。



私は、例え嫌われようとも、「私」でなくてはならぬ。

否。

「私」という存在が崩壊することを、世界が許さぬのだ。


愛されては一人で立てぬ。

もう、決して。


そんな弱さは・・・。

もっては生きていけないんだよ。

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