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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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失った恋。

ずっと好きだ、と
これからも、愛していくのだと・・・

盲目的に、彼だけだ・・・と。


想い続けて・・・
追いかけて・・・


思いつめた、何度目かの恋は
・・・そう。

音も無く、静かに・・・。
だけど、隠しようも無いくらいハッキリと
厚く、厚く降り積もった熱が


突然、跡形も無く消え去った。


ゆっくり、ゆっくりと積もった恋なのに
まるで、最初からそこには無かったかのように。




貴方からの愛など求めずに
ただ、愛することに懸命で
会いたくて、必死になって
貴方の行動や言動に過敏になって
浮かされていた
彼が生活の中心で・・・

きっと、“愛している”という心理そのものが
私を生かせていた。


そんな、ちっぽけな・・・
安っぽい恋。





気持ちは求めていないから、恋人じゃないから
ただ、想うだけだったから・・・

こんなにも、永く愛していけたんだ。





まるで、私の存在意義のように
彼が好きだ、と公言した。

“私でも、誰かを愛せるんだよ?”
なんて、デフォ。


おかしくて、笑ってしまうような。
悲しいウソの、代名詞。



身勝手なこの恋の結末はあまりにあっけなく

今は笑顔を見ても声を聞いても
何の感慨も浮かばない

穏やかな・・・
穏やか過ぎる日々に追われて・・・









次、愛せる誰か・・・を
心待ちにしている。


出来れば今度は、目を見て心を伝え合える。
そんな相手を。

笑ったり、喧嘩したり、悩んだり。
そんなことが出来る、相手を。
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身勝手な言い訳

誰を愛することも出来ずに
誰かに心底必要とされもせずに
誰とも生きていく術を持たない

うわべだけの友達や
世間ばかりを気にする家族

義理や柵に捕われては
何がしたいかを見失う・・・


愛を歌った詩は
愛せない自分を笑うようで
余計に惨めにさせる


私には何がある
私には何がある
私には何がある?



ただ、せわしない日常があるだけ
休めない日常が広がるだけで・・・


この手には
この心には



何も無い
なにもないよ
ナニモナイ



イツカ、ダレカヲアイセルトキガ・・・



待ちわびて


モウ、キズツキタクナイ・・・



心閉ざして




何が正しいか
どうしたら上手くいくのか
何が道理か・・・



よりも



何がしたいのか






選んで生きていけたなら



なんて・・・



嗚呼
そんな人生
勝手が良すぎて涙が出る

真珠の恋

誰にも気づかれないように恋をしたなら
誰も傷つかないの・・・?

私でさえ。



愛されていないわけじゃない
ただ、それに幸福を感じたことが無いだけで・・・


夢も希望も・・・愛さえも
全ては独りよがり

自分が幸せになる術を模索して
広げていく腕は

掴む物さえ見当たらずに
ただ空をよぎるだけで・・・


手には届かないものこそ
得ようとしては傷がつく



誰もが得られぬ
自分を埋める孤独の鍵さえ
開けてしまえば
ただのびっくり箱のように


新たな闇を招きいいれている



そんな事も気付かずに
不幸を嘆いてた


それが幸福な事だとも思わずに


ならばずっとそっと鍵をかけて
私だけのものにしましょう


底に埋めて開かぬように
そっとそっと秘めましょう



やがて朽ち果てるまで・・・。

潮騒

離れ離れの二つの陰が
定めのように寄り添って
消えていく足跡を

眩しそうに眺めてた


遠い過去は
打ち寄せても
もう戻りはしないから

その波で
足跡さえ消し去れば
もういつもの毎日


潮騒だけが後の祭りで
塗れた足に絡みつく



私なら大丈夫なんて
そんな言葉いわないで

私とならって
描く未来は
貴方を幸福にはしない




あの子しか愛せないと
勘違いした


幼い私と同じ過ちを
貴方には犯してほしくないの


私に罪を
犯させないで…?



もう
あの子以上に
盲目に

愛することは
きっと無理だから



あなたを傷つける前に
私以外の人を選んで



どうかお願い次の日に
次は塗りたてのコンクリートの上で
ワルツを踊れる
そんな人と・・・



 

一人と独り

自分の全てを愛せるわけじゃない
世界中のみんなを愛せないように


愛してくれない人を想ったり
愛せない人に愛されたり


皆どこかで共鳴して
どこかで違う方向を向いている



そんな世界を呪って
独りよがりの幸せ探し

強くなれば一人で平気って
周りからの愛にも目を閉じて



 
一人きりで幸せになれる程
この世の中はきっと甘くない

こんな情報社会の世の中で
独りきりで生きていくのは容易くて


それでもどこかで繋がって
手に手をとって生きている




独りきりで幸せになれるほど
きっとこの世は腐ってない・・・って
心のソコでは信じてる

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