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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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華舞

君が歩いた後から咲き誇る花々に
むせ返るように恋に墜ちた。


思い出のフィルムに刻まれる
暖かな笑顔。


今も鮮やかに蘇る。






君に今遭いたくて
会えなくて・・・。

楽しい気持ちを伝えたくて。

見えない何かを掴み取るように
天井に掌を翳すけど・・・。



鏡の中に君は居て。

一欠けらの光さえ霞めて消えていく。




君に触れたくて
摑みたくて。

今でも大好きだって言いたくて。

醜いくらい声を張り上げて謡うけど・・・。



声さえ届かぬ場所に君が居て

君に伝えたい言葉はいつもから回る。



あの日、花に囲まれ眠る君を。
もう見ることは出来ない君のアノ日の姿を。


知れずにいたから。




私のなかで、君は今でも花を咲かせ。
私の中で、君は今でも舞っている。

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無題
お願い、嘘だといって。
笑って?
早く、夢から起こして。
氷雨 2008/05/05(Mon)01:43:34 編集
無題
嗚呼、私が鏡の中にいるならば、こちらからは
   貴方が鏡の中にいる

嗚呼、私が舞い散るその前に
嗚呼、私が鏡を砕くその前に

嗚呼。

私の後ろに咲く花は酷く嗤っている

***
予告通りおじゃましております。
なんか変なノリで変な詩を上に書いていますが
軽くスルーでお願いしやす

にしても相変わらずいい詩書かれますねー。
惚れます。
では失礼;
雪月花 2008/05/05(Mon)15:57:40 編集
雪月花様へ
ねぇ。
貴女が足元の花を愛せないというのなら。
ねぇ。
私の胸を切り裂いて見せましょう。
ねぇ。
そうしたら貴女は美しさを知るでしょう?

***
まねしてみました。(笑


「舞華」は今は亡き友に宛てた詩だったりします。(ゑ;
だから読んで凄く痛いのですが・・・

貴女の詩は沁みるようで・・・。
この詩も生まれ変れた気がします。

未だにアノ仔の花は枯れず舞い続けてこの胸を覆うけど。
今は貴女の微光で胸が多い尽くされています。
ありがとう。


氷雨 2008/05/09(Fri)00:16:13 編集
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