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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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シガフタリヲワカツマデ

いつでも、共に、夢を見よう。

この糞みたいな現実に
         唾を吐いて。


手負いの傷が魅せる幻覚に
              胡坐をかいて・・・。


夢は、果てる事無く・・・。
        くゆりながら、ゆっくりと・・・。


やがて、この身が土に還りし時まで
           たゆたうように、しっとりと・・・。


来る時が、訪れし日まで・・・。


二人で、叶わぬ夢を見よう・・・。
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永劫

天よ。
そこで嗤っていますか?


嗤いたければ、
     嗤うが善い。


所詮、主にとって私は駒に過ぎぬのだろう?


しかし天よ。




この蟲けらの様な我が身でも

「善い」と

彼女は云ったのだ・・・。





だから、愚かであろうとも
血を流すのだ。


ただ、お前に吸わせるだけの、わが血肉ではない。


そこで、見ているが善い。
高見の見物を、させてやろうではないか。




わが目
朽ちようとも


わが声
枯れ果てようとも




お前になど、到底届かぬところに私は居る。





ソレを、羨ましいとも思わぬか。


天よ・・・。





 お前は、確かに賢いが。
            偉大だが。

そして、何者もお前には叶わぬが・・・。





お前は、悲しいやつだな。





そして、その事気付きもしないのか・・・。






         天よ・・・。




               私は・・・
         俺は。

 

                                              お前を哀しく思うよ。

誰より、世界で一番
  私が嫌い。


手を伸ばして、見えるこの手も
醜い肉体も。



何より、この心が・・・


嫌 い。




誰よりも、自分の心は透けて見える。
自分を纏うフィルターさえ、透かして・・・。




人を愛する術を知って

人に愛されたいと・・・
思ってしまう、矮小さが嫌い。



感情に流されて
容易くヒトを傷つける
自分が嫌い。



たった独りで
生きていけたなら。



そうしたら・・・。

   
         そうしたら、、、。




守りたいんだ。笑顔を。
守りたいんだ。君を。





大好きなんだ。
大切なんだ。




好き、なのに・・・。


貴方は私より純粋。
貴方は私に残酷。


単純で、優しくて、暖かい。


その無知で、容易く私を切り裂いて・・・。
何も知らない顔で笑いかける・・・。


叶うなら。

君を傷つける、この舌を抜いてしまいたい。
出来るなら、今すぐこの心臓を止めてしまいたい。



        アナタを、うらやむ私なら・・・。


                   
        い ら な い の に ・・・。




アナタが居ると、私は嫌な奴になっていく・・・。




   そんな私こそ、世界で一番ダイキライ。

貴女に、出逢わなければ・・・。

ただ、「あい」を求めていた
    まだ、ドアノブさえ遠かった『あの頃』

抱きしめられる、腕が欲しくて
慈しまれる、声が欲しくて




     確  かな  、 「 愛 」 が 欲 し く  て 。 




ただ、「あい」を求めていた
 やがて、椅子に足が付くようになった『あの頃』

信頼される、自信が欲しくて
野放しにされる、自由が欲しくて



     確 か な 、 「 I 」 が 欲 し く て 。




ただ、「あい」を求めたてた
 そして、全てが灰色に見えていた『あの頃』


誰かに、自分を壊して欲しくて
誰かに世界を、壊して欲しくて


  確 か な 、 「 哀 」 が 欲 し く て 。




時は流れ、やがて生まれ行く路の先に立つ、『今』


『あの頃』を振り返れば、いつも求めている自分に気付いた。





『あの頃』確かに「愛」はソコに在ったのに。
『あの頃』確かに「I」は、生まれていたのに。
『あの頃』確かに「哀」は・・・。






君を、抱きしめたいと思う。








全てを、受け入れて。














歩き出す、明日が見える。





イマいま・・・・。



「愛」を、知らなければ
  「I」を、知り得なければ
「哀」に出会わなければ
    


抱きしめたいとは、思えなかった
強くは、生きれなかった
 慈しみ等、感じなかった


        
   
               
                                         貴女に、出逢いさえしなければ・・・。                         

神無世界

よく人は神に願う
叶いもしない、
叶う筈もない壮大な野望を。

そして、時には請うたりもする。
消して消えることのない、罪を
祈りで罰を消そうと購う。


もし私が神ならば
私など
助けはしないだろう。


だから、私は神に請うたりはしない。
神に、願いなどかけはしない。


時が流れるほどに
さらさらと

この手をすり抜けていく
その「絶望」を

すべて引き入れて
取り込んで。

ソレさえもラッキーに変えてやる。



過ぎた過去はもう戻らない。
たとえ無くすものが多くとも
私は、私を貫くだろう。








                    神など、この世にはいないのだから・・・。




だからこそ、この醜くも愛しきこの世界で生き抜いて。


後から生まれ行く、その花を

ただ
感ずるのみなのだ。


たとえ、砂粒のように
舞うだけの存在だとしても。



他の砂塵が彼方へと
飛ばされ様とも。
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