移月
Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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満月
満ちては
欠けて・・・
移ろう様は
人に似て
一定のようで
不変じゃなく
普遍のようで
平等じゃない
それでも
君が
「会おう」
って言った瞬間に
世界が繋がる
単純に
唯、単純に。
その事は、なんていう奇跡。
君の放つ
言葉の魔法と
心のRES
少し赤みがかった
今日の満月
君から見える
この恒星と
今日の軌跡
二つをあわせて・・・。
―――今日は、オヤスミ。
人に似て
一定のようで
不変じゃなく
普遍のようで
平等じゃない
それでも
君が
「会おう」
って言った瞬間に
世界が繋がる
単純に
唯、単純に。
その事は、なんていう奇跡。
君の放つ
言葉の魔法と
心のRES
少し赤みがかった
今日の満月
君から見える
この恒星と
今日の軌跡
二つをあわせて・・・。
―――今日は、オヤスミ。
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Go To The West
囚われの月は
もう沈んでしまった。
悲しみの捨て場所を探し
彷徨い人は行く
列を成し
決して群れは成さずに。
咎を負いし者共の
行く手を阻むは嘗ての戦友
黒き布に虚ろを晒し
枯れ枝ぶら下げ縋り泣く
汝ソレを哀れと取るか
汚物と取るか
其の物達凡てを受け入れし時
新たに陽は昇るであろう。
「さぁ、進むが良い
囚われの旅人よ」
「暁を待たず
其れ等を薙いで往け」
緋色の涙さえ乾かぬ儘に。
罪も罰も、引き連れて行く
そう、決めたから。
花
朽ちた花はもう戻らない 咲いた花もいつかは枯れる たとえそれでも 繋がっていく種の連鎖 なんの為に 花は咲くのか… いずれ朽ちる運命を背負いながら どうして懸命に咲こうとするのか なぜ泥水を吸いながらも ああも美しく咲く事が出来るのか そして、どうしてそうまでして咲いた花なのにああも儚く或のか 君はあの夏まるで花のように咲き誇り… 秋には多量の花弁を散らしても… 冬、雪(白き牢斎)横たわる君は美しく舞い続け… 赤く紅く私を染めた 土にその身を還すまで 懸命に… 懸命に咲いていた。 朽ちた花はもう戻らない 咲いた花もいつかは枯れる たとえそれでも
例え、それでも…。
福音
私は器用なほうではないから 全てを形にすることは出来ないけれど ただ、詞だけは偽らざる 自分で在ろう。 口から産まれる小さな世界だけでも どれ程少なくとも… 木を茂らせる葉はホンモノで有りたいから 沢山の光を浴びて 沢山の二酸化炭素を吸収して… そして沢山の酸素を生み出せるように。 少しずつ積もる 雪のように いつかは溶けゆくものだとしても いつかは春を導けるように 心には翼を… 唇に少しの勇気を…
針鼠
渇いた音を立てて崩れ堕ちていく硝子細工 隠しきれない珊瑚色の本能 熟れ過ぎた柘榴型の空虚に 鋭い鈎爪を立て 紅く滴る悪夢を啜り永眠ろう 長らく檻に鎖されし蠍が獲物を求め声無き咆哮をあげる 瑪瑙の足枷に囚われて 人の顔色伺って 背中の孤高をずっと忘れていた …忘れていたかった 自分自身を誇れずにいた 他人を傷付けても 自分自身を傷めても ジブンラシク生きていこう この玻璃を研ぎ澄ませ… いま、目覚めるんだ 臆病だったジレンマ奮い立たせ
さあ、 覚悟は出来た?