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移月 

Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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地に足を。

・・・ただ。


 
ただ・・・。
流れに任せるのはたやすい

      腕も足も弛緩させて
            なにもかも任せて・・・。
広い川にたゆたえば

なんて心穏やかだろう

 



ただ。
息をすることはたやすい



     考えなくても息は出来る
     眼を閉じても息は出来る
          寝ていても時は流れる


なんて恵まれている事だろう

 


長く大きく
逆らえない
そんな川で

               ただ。


                             たゆたう事は
          
                      息をする事は


                              こんなにもたやすいのだ



それでも


        引きずる足で
          歩まねばならない



それでも。


       時に口をつむり
          抗わねばならない




                             例え溺れるとしても
                                   もがかねば進まない事もある


深い川なら
上を向いて寝るように
全て任せてしまえば
穏やかに過ぎていく


                                                  例えそうだとしても。




藁を掴もうと
手を探る

引きずる足で
砂利道を歩く
 





                                                その愚かさこそ
                                                    時に必要なのだ



傷だらけの足で
醜き程の必死さで
痣だらけの腕で

 

                               時には川さえ上っていく。







                                             流れに逆らうとしても
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         君の愛を計り売りにして
             世界中に届けよう

   


              「愛してる」なんて言葉は
                  君を飾る部品でしか


            無い…無い…無い







                       君が泣くなら
                       僕は君の心に入って
                       心の雲を晴らすのに


                               ねぇ…ねぇ…ねぇ



         君の愛が計り売りされたら
           僕は1番に君に逢いに行こう


        「愛してる」なんて言葉を
         飾りも付けずに君に贈ろう

                     ろう…ろう…


                    
                 贈るんだ。



                    君の愛は世界に広がって
                        どこに行っても
                       君に逢えるだろ?


 
                       君の愛は枯れる事なく
                       誰の心にもきっと響くのさ
                       これはもう愛の泉




            だ け ど … 。





君の愛が計り売りされたら
僕は1番にリピーターになるのさ

僕にとって君は
タバコと同じなんだよ


  
            ねぇ・・・ねぇ・・

               
              
                  

                   ・・・ねぇ?





                                                側に居てくれないかぁ
 
                                                         あ~、ああ
                                                          
 嗚呼…嗚呼…嗚呼



なんて

「愛はお金で買えないのよ」

誰かの言葉



                解ってるからさ
                   十分過ぎるほどに






              だからね・・・。



君が他の誰かに笑いかけても
                                                            僕はそれみて  


                                                   ――― 笑う…笑う…笑う。

半径60cm

この、手を精一杯伸ばした
     中指の先に有るものは・・・


未来だろうか?



                 じゃぁ



この、掌をめいっぱい萎縮させて
      覆った闇の中にあるものは・・・






                              過去か?






            天を仰ぎ
              前を見据え
            地を歩む






                                       笑えるほどまっすぐ進めるのは
                                                      今が朝だから



この、半径60cmを手探りで進む夜は
             身体を丸めて息を潜める





                   朝が来れば夜を恋し
                           自ら闇を創ったり



                         夜には明かりを燈して
                             可動領域を増やしたり




                 君との半径30mを行ったり来たり・・・





                        めいっぱい伸ばした中指半径60cm
                                    円を画いてみたりする

移ろう君の確かな永遠

     静かな雨に濡れる紫陽花
          美しく在り哀しくもある


               
         雨に濡れながら赤・青・紫


春の海泳いで
  夏に飛行機雲渡って

                  君の笑顔に逢いに行く



雨上がり光る水滴

虹に乗って

  
                          君の笑顔に逢いに行く



                                          君と出逢った
                                             そんな奇跡は
                                         僕に何を遺しただろうか?


                                               記憶の中を探してみれば
                                               そこかしこに君との思い出


秋は嵐駆け抜けて
 冬の陽だまりまどろんで



              無かったことには出来ない



君がこの雨の中
  流れていっても


                   愛した記憶は消えないだろう・・・?




               ざわめく水面じゃ
                    僕の顔は映らない


                     強くなる風に
                        君の香りは残らない



春には海を
夏には雲を
秋には嵐を
冬には陽を


        

 

君が枯れる、その瞬間
    君は何色ですか?
僕の色を纏わなくていい
教えてください 
  教えてください




だから神様
お願いだから
早く雨を止めて
早く虹を下さい
あの子に逢いたい・・・

今すぐ逢いたい

ざぁざぁ

小鳥が跳ねるように
      土砂降りの雨

心の音を掻き消して


しとしと
優しい雨音よりも

全てを打ち抜く雨で善い


泥水跳ねる路の上
       空を切り裂く銀の糸


沁みこむ雨水
      心の泪


さぁさぁ
哀しい音色より


ざぁざぁ

乾いた雨と
   濡れた心を


携えて・・・
   

しとしと
優しい雨よりずっと
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