移月
Je prie pour ton bonhrur ~ A―MEN ~
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白球
君が投げた球は
軌道を描いて
伸ばした僕の手を
掠めて
あいつの足元に転げ落ちる
まるで、意思があるように
君が僕に投げかける
その、球を
手にした筈の想いを
僕は返そうとして
するりとすり抜けた
君に向かって投げられる球の軌道を
僕は目で追って
君は投げられた球を見て
目を輝かせる
その、繰り出される手元口元
刻まれている、笑み
返される球に深い意味はないというのに
君は口角を目いっぱいに上げて
目じりは溶けそうなほど下げて
白球を、見ていない君
刻まれる想いを僕は、ただ、見る
傍観者でしかない
君が僕に投げかけた球は
いつもそれてしまうんだろう
意図せずとも、あいつの元へ
君の視線のように
見えない糸でも繋がってるんだろう
君の視線は僕をすり抜けて
僕は君達を、見る
その球が、僕に投げられるその時まで
軌道を描いて
伸ばした僕の手を
掠めて
あいつの足元に転げ落ちる
まるで、意思があるように
君が僕に投げかける
その、球を
手にした筈の想いを
僕は返そうとして
するりとすり抜けた
君に向かって投げられる球の軌道を
僕は目で追って
君は投げられた球を見て
目を輝かせる
その、繰り出される手元口元
刻まれている、笑み
返される球に深い意味はないというのに
君は口角を目いっぱいに上げて
目じりは溶けそうなほど下げて
白球を、見ていない君
刻まれる想いを僕は、ただ、見る
傍観者でしかない
君が僕に投げかけた球は
いつもそれてしまうんだろう
意図せずとも、あいつの元へ
君の視線のように
見えない糸でも繋がってるんだろう
君の視線は僕をすり抜けて
僕は君達を、見る
その球が、僕に投げられるその時まで
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