雲隠れ

 

　　　あなたをどれほど愛したとしても
　　　　　　　　　あなたが私を選ばないこと知ってる

微笑み返すのは<<友達>>だから・・・だよね？

 

　　　　　　　　　　　　　　　痛いほど　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　解ってる

　　　泣けるほど

　　　　　　　　知っている

 

それでも、あなたが好き


 

例えば、あなたが居るだけで
　　　　　　　　　本当に世界が違って見えるような、奇跡

　　　　この星のように
届かなくても良いの・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だからお願い。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私から逃げないで？

　　　　　　　　　　　　　　　何気ない風を装って送る
　　　　　　　　　　　　　　　毎日の他愛もないメール

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうでもいい内容でも
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当は少し返信が遅れるだけで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　心が崩れそうになるから・・・。


何も、求めてはないよ
優しさは、要らないんだ。
ただ、何でもいい
あなたの言葉なら
あなたが選んだ言葉なら・・・。

声だけ聞きたいんだ。
その、存在だけ確認してたいんだ。


そこに居るって
私に教えてよ・・・？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くに居ても
　　　　　　　　　　　　　　　　　　届かなくても



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたは夜空に輝く星のように
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこに居るんだと、教えて・・・？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この手でつかめない、星


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それでもいい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この目に見えてる
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それだけでも善いの。　　




　　　　　　星の見えない夜は
　　　　　　　　不安で割りとどうしようもなくて・・・



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　改めて君の大きさを知るんだ。



君は絶対手には入らない人。
でも、この手につかめない星でも・・・。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どうか、遠くで輝いていて？
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その姿を、雲で隠さないで・・・。

友達、としての繋がりでも
　　　　　　　　　　今の私にはそれが生きがい

私が永遠に眺めてるから・・・



どうか 消 えないで。　　　　　　　　

 

　　　　　　　　どれほど愛しても、決して手の届かない人
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　例えそれでも・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　どうかお願い。
　　　　　その身を潜めてしまわないで。

君の友情を、時々信じられなくなるのは・・・。
きっと、私が君が私を想うより、ずっと強く君を愛してるから。
君の声が聞けないと、死にたくなるのは
君が今の私にとって、空気のような存在だから。
私があなたを愛しすぎたから・・・。

泣かないで

泣いて

　　　叫んで


誰かの掌を
誰かの詞を

いつも求めて




悲しいのは
あなただけじゃない


辛いのは
あなただけじゃない


そんな事
お構いもなしに






降り注ぐその愛は
あなただから与えられるもの



降りかかるその災いは
乗り越えるための与えられたもの



笑うが全てじゃないけれど
泣き喚くはお門違い



泣ける強さがあるのなら
自分を愛することが出来るなら


もう少し周りを見れば
おのずと路も開くだろう




そうやって世界を閉ざしていれば
見えるものも見えなくなる




優しいだけが全てじゃない
強いだけが、全てじゃない・・・


それでも己の足で立ちたいのなら
今は独りで泣けばいい




今は大きな悩みでも
後ろ振り返れば飛び越えてきた
笑っちゃうほど小さな
愛おしい痛み達


星のように光ってる



意外と悩みなんてそんなものでさ
時間が一番の薬だったりするんだよ



いつか笑って、今日の話をする為に
泣いてないで、顔上げて



大丈夫だよ・・・。
ほら、深呼吸。


毎日が、朝ばかりじゃないからさ
今日が夜なら、休めのサイン。



昔から、“寝る子は育つ”なんて、言うでしょう？





大丈夫だよ。
　　　　　　　　大丈夫だよ・・・。
 

背中

あなたがどんなに自分を嫌おうと
あなたがあなたの毛皮をかぶる限り
何も変わりはしない

あなたが猫でも犬でも
豹や鼠やイルカ
例え虫であったとしても
あなたはあなたなのだろう

あなたが今、泣いていても
疲れてぐちゃぐちゃになっていたとしても
毎日笑顔ですごしても

あなたである事に、変わりはなくて


ならば僕は
偽りで美しく着飾るよりは
傷だらけでも曝け出せる背中が善い

何も語らなくて良いから
その傷一つ一つがすべてを語るから

人はきっと
“産まれた意味”を探す為に産まれて
死なない理由を増やしてくんだろう

例え似た人だとしても
あなたは一人で・・・

だからあなたは居るんだろう


自分で背中は見れないから
他人の表面ばかりを見て羨むけれど
自分を知れば
自分を愛さなければ
相手を受け入れることも
認めることも出来なくて

あなたの抱える
痛みも傷も
そのすべてを、僕は
解ることは出来ないかもしれない
例えそうでも
ほんの少しでいい・・・
僕にも預けてほしいんだ

あなたの背中は傷だらけで
不器用で

それでも、あなたがあなたである
その事を誇るなら
僕はあなたを愛すだろう

どんな豪華な服で着飾る
どの人よりも
僕はあなたを誇るだろう

傷つける、その言の葉。 癒すための、笑顔

怒りに任せて
誰かを傷つけるのは簡単で
きっと容易く壊してしまう


誰かの上に、立つことは
きっと追われる身に
成るという事


“　一時の感情。　”


例えそれでも
自分にだって傷は付いて

見えない所で
膿んでいく



この手を挙げたくなったなら
一度、呼吸を止めて

貴方を思えば
人の心がきっと戻るだろう




誰かを嫌う行為は
きっと
何も産みはしなくて・・・


例えそれでも
自分にだって余裕が無いと
他人まで愛せないものだから




自分が負ってきた
傷も痛みも全部
笑顔に変えたい



ただ、人を想う為の
試練なのならば

何も逃さず
挑み続けよう


気付かないうちに
知らず知らずに

きっと誰かを傷つけてしまうから

なら、自分からは人を傷つけようとはしまい



だって、ほら
きっと怒った顔より笑った顔が素敵だもの

雨あがり

嗚呼
この足は傷だらけで
とても君に見せらんない

嗚呼
この胸は君が詰まってて
とても君にさらせない


今
ここで息をしていること
とても、ねぇ
奇跡だけれど

痛みも大きいよ



でも
ねぇ
側に居てくれるんでしょ？

嗚呼
私はずっと
愛されることを待っていたの

でも、一人でも立てるから
きっと君と歩いてゆける


この空は飛ぶためのものじゃない
嗚呼
この足で
歩んでくためのもの


きっと雨はなくならないね
嵐の日もあるかもね


嗚呼
でもそれも
此処に生きる証だね


誰もがいつでも
笑えるわけじゃないから
私が笑えるときは
笑って側に居るよ

そしたらきっと
ちっぽけな力でも
空が少しは晴れるから

雨上がりの空には虹
ただの晴れよりも綺麗ね

だったら今はそれを
大切にしていこう